[2013]中部学生 8/6成績表・記事および8/7スタート表

2013.08.06

第43回 中部学生ゴルフ選手権競技
開催日/平成25年8月5日(月)~7日(水)
会場/やまがたゴルフ倶楽部 美山コース
参加人数:男子98名(うち失格1名、欠席7名)
女子24名
天候/8月5日・曇り一時雨  6日・豪雨のち晴れ
距離/男子7164ヤード Par72、女子6330ヤード Par72


≪男子の部≫
第2日 成績表・・・button_report_result


≪女子の部≫
第1日 成績表・・・button_report_result


≪スタート表≫
男子の部第3日 スタート表・・・button_report_start


女子の部第2日 スタート表・・・button_report_start


【男子第2日、女子第1日】

2時間遅れたスタート、その後も目まぐるしい天候の変化
男子第2日は、川瀬選手が単独首位をキープ
女子第1日は、世古選手が2アンダーで首位

DSC05720s昨夜と早朝の豪雨の影響で、コースコンディションが不良になり、止むを得ずスタートを遅らせることになりました。競技委員会の決定により、2時間遅れの9時30分からアウト、イン同時に競技が開始されました。
雨もいつしか小やみになってひと安心と思ったのも束の間、11時を過ぎるころには、今度は真夏の太陽が照りつける青空に。一日の天候の激変に、選手たちも戸惑ったようで、「後半は熱中症になりかけた」「あんなに暑くなるなら、雨の方が良かった」など、ゴルフは自然の中のスポーツであることを改めて感じさせられました。

DSC05732s競技は、男子の部は第2日目、女子の部は第1日目の戦いとなりました。
男子の部は、第1日に比べ、スコアが伸びず、ベストスコアは1アンダー71で坂井優之選手(中部学院大4年)、井垣璃玖選手(名商大2年)、木下貴文選手(愛知大4年)の3人がマーク。それぞれ順位を上げて、最終日に臨みます。首位に立ったのは川瀬翔也選手(中部学院大2年)、第1日68の単独首位でスタートし、今日は75でかろうじて通算1アンダーで首位をキープしました。2位は通算イーブンパーの藤田大地選手(愛学院大4年)、3位タイに通算1オーバーの坂井選手、井垣選手がつけています。
今日の成績により、通算163ストロークまでの52人が明日の決勝ラウンドに進出します。
女子の部は、8大学24人の参加者でしたが、首位は、2アンダー70でホールアウトした世古麻由選手(名商大4年)。大学生最後の学年を有終の美で飾るにふさわしいスタートを切りました。2位は、1打差で、大学1年生の松田唯里選手(福井工大1年)、さらに3打差で、大学1年の田中成美選手(中部学院大1年)が続いています。DSC05761s

女子の部 大学別参加者(計24人)
名古屋商科大学  9人
中部学院大学   6人
愛知大学      3人
中京大学      2人
福井工業大学   1人
愛知淑徳大学   1人
愛知工業大学   1人
中部大学      1人
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hirosesann≪インタビュー≫


男子の部
川瀬翔也選手(中部学院大2年) 1位 143=68、75(37、38)
DSC05779s第1日にバーディラッシュで4アンダーとした川瀬選手だったが「今日はバーディはひとつだけ」と大苦戦。「パターが入らなくて、流れを作ることも乗ることもできなかった」と平凡に終わった第2日に苦笑いした。ただ、昨日復調したドライバーは今日も崩れていないようで、明日の最終日に向け、パターの練習へ急いだ。


藤田大地選手(愛学院大4年) 2位  144=71、73(36、37)
DSC05776sインからのスタートだったが、後半のアウトは全ホール、パーの36だった。「後半はバーディチャンスにつけてもことごとく入らず、でした。2メートルくらいのも入らなかった」とがっかり。「ショットは悪くないので、明日は最終組でがんばります。部員のお手本になるようなゴルフがしたい」と語った藤田選手は4年生で、愛知学院大学ゴルフ部のキャプテンでもある。「くさらない」「一打一打に集中する」ことがモットーだ。


坂井優之選手(中部学院大4年) 3位タイ  145=74、71(34、37)
DSC05790s「ショットもパットもよかった。けど、13番Hから熱中症みたいになって、ボーッとしちゃったんです。水と塩でなんとかもたせましたけど、黒のパンツがよくなかった」と、黒パンツが暑さを吸収してしまったと分析。「明日は白パンツです!!」。


井垣璃玖選手(名商大2年)  3位タイ  145=74、71(36、35)
DSC05775s4バーディ3ボギーの71。出だしの1番H、2番Hを連続バーディで勢いに乗った。「ティーショットが良かったですね。アプローチのミスがあったり、パターが入らなかったり。バンカーは4回入りました。2つのボギーはバンカー絡みでした」。

5位タイに3人

竹中智哉選手(名商大2年)  146=69、77(39、38)
大橋和真選手(愛工大3年)  146=72、74(37、37)
北野周平選手(愛学院大3年)  146=74、72(35、37)
DSC05737sDSC05796sDSC05793s
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女子の部
7月からの本格トレーニングで5kg減量、体力アップ。効果はてきめん。
世古麻由選手(名商大4年) 1位 70=32、38
DSC05747sインスタートで10番H(353Y、パー4)をバーディ発進したが、14番H(368Y、パー4)でボギー、続く15番H(508Y、パー5)で池に落としボギー、さらに18番H(518 Y、パー5)でもミスからボギーと38で折り返した。「ボギーが続いて、池ポチャの時は、自分に怒れてきた。なんとかしなきゃ、と思って、切り替えて、後半に入りました」と心境を語った世古選手。そして、切り替えた後半は4バーディ32。しっかりと2アンダーでまとめて帰ってきたのだ。
「秋にはプロテストを受けるのだし、そろそろ真剣にやろうかな」と本格的にジムに通い、体幹、ストレッチ、ランニングマシーン、プールなどのトレーニングをハードに始めたのが7月2日のこと。そうしたら、驚くほどに体が絞れてきて、実に5kg減量できた。「体力もついたから、ゴルフもばてなくなってます」とまさにいいことづくし。7月末に開催された愛知県学生では66をマークするなど総合優勝もした。同級生だった柏井麻衣選手がプロテストに合格したばかり。「刺激になってます。私はまずは日本学生を狙って・・・」世古選手は、アマチュアの集大成をひとつずつ、と考えている。


「自分の中では1オーバーかな。一つ多かった」
松田唯里選手(福井工大1年) 2位 71=35、36
DSC05789s4バーディ3ボギーの71に、「最近では、たくさんのバーディが取れたと思う。ショットが良かったけど、アプローチも悪いし、パターも入らなかった。今日はパー70だと思って回ろうと決めてきたんですけど、一つ多くて、自分的には1オーバーかな」と、しっくりこなかった今日を振り返った。今年の春に大学生になった。高校生時代は、中部ジュニア、中部女子アマに優勝、日本女子アマベスト8などの輝かしい成績を残している。だが、そんな勢いあるゴルフがなかなかできていないと悩んでいるようではあったが、初めての日本学生という新たな目標を定め、「明日は頑張ります!」。