[2014]中部オープン(1R成績表 記事)
2014.09.03
第44回 中部オープンゴルフ選手権競技
開催日/平成26年9月3~5日(水~金)
会場/四日市カンツリー倶楽部
距離/7305ヤード、PAR72
参加人数/150名(プロ114名、アマ36名)(うち欠場プロ6名、アマ1名)
天候/曇り一時雨
第2日スタート表はこちらをご覧ください
初日トップは4アンダー、鈴木康正と院京幸太。
アンダーパー21人がひしめく混戦へ
中部のゴルファーナンバーワンを決定する中部オープンは、三重県の四日市カンツリー倶楽部で3日間の競技がスタートしました。 第1日は、朝から曇り空、風が強く、10番Hでは正面からのアゲンストの風に低いボールを打ち出していくなど、プロならではのコース攻略を披露していました。午後1時頃から選手たちが次々にホールアウトしてきましたが、空は徐々に暗くなり、午後2時頃から雨が降り出しました。その後、降ったりやんだりの天候で、第1日が終了しました。
初日の首位となったのは、4アンダー68で、鈴木康正(呉羽)と院京幸太(G‘sゴルフ)の2人。続いて、3アンダー69に比嘉拓也(フリー)、山田裕一(新陽)、川瀬順次(フリー)、鍋谷太一(フリー)の4人。71までのアンダーパーを実に21人がマーク、早くも混戦を予想させる展開となっています。
アマチュア選手は、2アンダー70をマークした川瀬翔也選手(中部学連:中部学院大3年)がトップ、イーブンパー72で岡崎錬選手(中部日本パブ:福井工大福井高1年)と白石大和選手(名倉:栄徳高3年)が続いています。
今回の出場者はプロ108人、アマチュア35人の計143人。優勝者には日本オープンへの出場権が与えられます。混戦を抜け出し、2日後に笑うのは誰なのか。
会場での競技観戦は無料です。ぜひ選手たちの応援にお出かけください。
<インタビュー>
首位は4アンダー、2人
鈴木康正(呉羽) 68=35、33
ホールアウト後のパター練習を終えた鈴木プロは、「ショットはまあまあ、パターがよかった。今年はあまり試合に出てないので、この中部オープンを楽しみに来ました」と北陸からやってきて、久々に仲間たちと会えたことを喜んでいる様子。自分のこともさることながら、同組だった岡崎錬選手のプレーが気になったようで、「噂に聞いていたけど、上手い子。礼儀正しいし、これからが楽しみだね」とまるで親戚のオジサンのよう。36歳の鈴木プロは昨年クリスマスにパパになったとのことで、「長女のためにも頑張ります!!」。
院京幸太(G‘sゴルフ) 68=34、34
大阪から出場してきた院京プロは31歳。4バーディノーボギーの内容に「今日は、調子悪いので、丁寧にゴルフすることを心がけました。それが、よかったんですかね。何と言っても、昨日の練習ラウンドは84でしたから、明日はどうなるかな」。
1打差で追いかける4人
比嘉拓也(フリー) 69=35、34
「5バーディ2ボギーでした。ショットはあまり良くないんですが、パーの調子がいいです。残念だったのは、9番Hのボギーです。ティーショットが2回とも電線に当たって、打ちなおしたのですが、3回目は右ラフに入って、乗らず寄らず入らず・・・」と話してくれたが、電線に2度もボールが当たるなんて、その精度の高さを生かしたら、もっと凄いスコアも期待できる?!?
山田裕一(新陽) 69=34、35
「ティーショットが安定してました。アイアンがもっとついてくれば、いいなあと思う。パターもそこそこですから、明日は崩れないように頑張ります。去年は、初日2位で2日目でたたいて予選落ちしちゃいましたから」。プロ5年目の32歳。
川瀬順次(フリー) 69=34、35
53歳のシニアプロが一人気を吐いた。「30ヤードはおいてかれるので、毎ホールセカンドオーナーですよ。忙しいったら(笑)」と川瀬プロ。「ショットはいいし、納得のゴルフできました」。中部シニアオープンに勝利してから調子がいいという川瀬プロはこれまでに中部オープンを3回制覇している。好調を武器に4度目の栄冠をひそかに狙う。
鍋谷太一(フリー) 69=33、36
高校1年でプロ宣言し、話題となった鍋谷プロが参戦。いい位置で初日を終えた。「後半の1番、2番で連続バーディ、8番、9番でも連続でバーディが取れて、いい感じで明日に向かえます」。1番Hでは残り200ヤードだったという飛距離の持ち主。このコースとは相性がよさそうである。
アマチュアトップは2アンダー
川瀬翔也(中部学連:中部学院大3年) 70=35、35
3バーディ1ボギーの2アンダーに「全体として、賢く回れたと思います。グリーンをはずした時にアプローチとパットでパーをキープできてる。明日は、去年のように、2日目でこけて予選落ちってことがないよう、1年経って、上達した自分を見てもらいたい」。