[2014]中部オープン(2R成績表、最終日スタート表、記事)
2014.09.04
第44回中部オープンゴルフ選手権競技
開催日/平成26年9月3~5日
会場/四日市カンツリー倶楽部
距離/7305ヤード/PAR72
参加人数/150名(プロ114名、アマ36名)(うち欠場プロ6名、アマ1名)
天候/雨
18歳高校生プロ、鍋谷太一が通算6アンダーで首位。
アマチュアトップも高1の岡崎錬選手が通算2アンダー
中部オープン2日目は、朝からの雨が一日中降り続きました。「7305ヤードが7500、7600ヤードに感じた」「セカンドショットでウッドを多用しました」と選手たちが口々に振り返ったように、雨のコースはスコアメイクにも影響を与えたようです。
試合は、首位と一打差でスタートした18歳プロ・鍋谷太一が、今日を3アンダーとし、通算6アンダーでトップに立ちました。2位グループは2打差の通算4アンダーです。初日1位の鈴木康正は今日をイーブンパーで手堅いゴルフを展開、中村匡志は2日間を2アンダーで回って着実にスコアを伸ばし、岸本翔太は今日を5アンダーとして初日31位タイから一気にジャンプアップし優勝戦線に食い込んできました。
アマチュア選手は、昨日トップの川瀬翔也選手(中部学連)が73で通算1アンダーとしましたが、後続でホールアウトしてきた岡崎錬選手(中部日本パブ)が70をマーク、通算2アンダーとして1打差でアマチュアトップに出ました。通算2アンダーは全体でも6位タイ、通算1アンダーは9位タイで、明日の優勝戦線にアマチュアが絡んでくれば、試合はますます面白くなりそうです。
2日目を終了し、通算151ストロークまでの80人が、明日の最終ラウンドに進出します。
さあ、優勝賞金300万円は誰の手に?!?! 明日は8:00AMからアウトとイン同時にティーオフとなります。
<インタビュー>
通算6アンダーで単独首位
鍋谷太一(フリー;大阪学芸高3年) 138=69、69(36、33)
昨日に続き3アンダーをマーク、通算6アンダーで単独首位となった鍋谷プロ。「アウトからのスタートで、3番Hでアプローチで寄せた90㎝のパーパットを外してしまい、ボギーが先行。3メートルほどのバーディパットが決まらず流れが悪かったのですが、我慢してパーキープしていたら、7番Hでワンピンが入りバーディ。後半も我慢のゴルフでしたが、14番Hのロングで10cmについてバーディ、17番H、18番Hを連続バーディで終われました」。昨日に続き、今日も上がり2ホールを連続バーディで気分良くホールアウトできたことに満足といった様子だった。「明日も天気が悪いかもしれませんが、1打ずつ集中していきます」。関西から初参戦した18歳は、笑顔で会場を後にした。
2位タイグループは通算4アンダー
2日目ベストスコア67で、一気に2位タイに
岸本翔太(グリーンヒル関) 140=73、67(33、34)
雨のコースで、6バーディ1ボギーの67。今日のベストスコアをマークした岸本プロは「パターがよく入った、それだけです」と淡々。パターが入れば、ビッグスコアができるのだが、それは、朝の調子次第。今日はスタートホールの1番Hで5メートルのバーディパットが決まり、「今日のタッチが見えてきた」のだとか。明日も今日のようにいけば、初タイトルに手が届く。
2アンダーを2日間続け、4アンダー
中村匡志(ズバット) 140=70、70(37、33)
「今日はパターが入らなかった分、ショットが良かったから」と中村。ほとんどのホールでパーオンしており、ショットの好調さがうかがえる。「明日はパット次第。ラインが見えてくれば・・・」と26歳のプロは笑った。
鈴木康正(呉羽) 140=68、72(36、36)
昨日の貯金を落とすことなく、通算4アンダーでホールアウト。「がむしゃらに飛ばしていくのではなく、どう組み立てるかというゴルフ。熟年になってきましたから」と鈴木プロ。明日も「楽しんで回る」というプロが初めての日本オープン出場を目指す。(写真左)
アマチュアトップに
岡崎錬選手(中部日本パブ;福井工大福井高1年) 142=72、70(34、36)
インからスタートし、いきなりのボギー、そして、13番Hでもボギーをたたき、「もう終わったかな」とよぎったものの、17番Hで50センチにつけバーディを奪って、「一気に集中力が高まった」と岡崎選手。18番Hを連続バーディで前半を終えると、後半は4バーディ2ボギーの34でホールアウト、通算2アンダーで全体の6位タイ、アマチュアのトップになった。「8番Hで50センチのパーパットを簡単に外してしまったのが残念。まだまだです」と反省も。「明日はベストプレーをします。優勝も狙ってみたい」。ナショナルチーム遠征で中国で行われたユースオリンピックから帰ってすぐのこの中部オープン。「疲れはないです」と爽やか笑顔を絶やすことない、岡崎選手の最終ラウンドが楽しみである。
5位
高橋慶祐(ユニテックス) 141=71 、70(35,35)
6位タイ
花岡和典(triple a) 142=71、71(35、36)
中茎哲也(やまがた) 142=70、72(35、37)