[2014]中部学生 男子2R・女子1R成績表・記事
2014.08.05
第44回
中部学生ゴルフ選手権競技
開催日/平成26年8月4~6日(女子は5・6日)
会場/西日本セブンスリーゴルフクラブ
参加人数/男子91名(内欠場3名)、女子27名(内欠場1名)
距離/男子7077ヤード、女子6343ヤード PAR72
天候/曇りのち晴れ
【男子】
【女子】
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男子は安富選手が通算3アンダーで首位をキープ。
女子は副田選手がイーブンパーで首位発進
昨日とうってかわって真夏日となった第2日目。マスター室の温度計は正午に32.9度、午後2時半には34.1度まで上昇しました。「息ができないくらい暑かった」という選手もいたほどに、まとわりつくような暑さの一日となりました。女子の部も第1日目を迎え、会場は一気に華やかな雰囲気に包まれました。
<男子の部2日目>
初日トップの安富慎選手(名商大2年)は、前半をアンダーで折り返しましたが、後半を崩し73とし、通算 アンダーで首位をキープ。2位の満木翔太選手(福井工大2年)は72で手堅くまわり、通算 アンダーで、やはり2位をキープしました。
今日のベストスコアは69をマークした荒木暉久選手(愛工大3年)でした。今日の結果,169ストロークまでの52人が明日の決勝ラウンドに進みます。
<女子の部1日目>
1日目首位に立ったのは、副田あかり選手(中部学院大1年)で72のイーブンパー。「全体によかった」と満足したラウンドで終えました。2位は1打差の73で坂口悠菜選手(名商大1年)、さらに1打差の74に円角史歩選手(中部学院大3年)と吉田愛花選手(名商大1年)が続いています。
ディフェンディングチャンピオンの松田唯里選手(福井工大2年)は75と伸びず、5位タイから明日の逆転を狙います。
<女子 大学別エントリー人数>
中部学院大 10人
名古屋商科大 7人
愛知大 2人
福井工業大 1人
南山大 1人
愛知学院大 1人
中部大 1人
愛知工業大 1人
金沢学院大 1人
椙山大 1人
<インタビュー>
◆◆男子の部◆◆
安富慎選手(名商大2年) 141=68、73(35、38)
アウトスタートで前半は7番H(448Y、パー4)であわやOBギリギリのティーショットから30ヤードまで持っていき、パーをひろった。続く9番H(433Y、パー4)で3メートルのバーディパットを決めた。後半は10番H(449Y、パー4)でバーディとするも、12番Hから3連続ボギーでスコアを落とした。「ドライバーが右に行くようになって、不安定。セカンドからはいいので、スコアが何とかなっていますが、とにかく1打目がダメ。あと一日、この程度ですんでてほしいですね」。大学生の初タイトルに向けて、気負わず無心で向かう?
満木翔太選手(福井工大2年) 143=71、72(35、37)
「昨日よりも調子はよくなくて、パーをひろうのがやっと、って感じでした。明日は、やれるだけのことをやるしかありません」。
3位タイは3人
光田智輝選手(中部学院大1年) 146=72、74(37、37)
纐纈悠太選手(中部学院大1年) 146=72、74(38、36)
川瀬翔也選手(中部学院大3年) 146=75、71(37、34)
今日のベストスコアは69
荒木暉久選手(愛工大3年) 152=83、69(33、36)
前半に3バーディ、後半に3バーディ3ボギー。ボギーは13番Hから3連続で、いずれもパーオンできなかったホールだった。6つのバーディを奪うも、「ショットは悪かったです。その分、パターが入りました。昨日は、後半にティーショットが大荒れでOBを3発。今日の方がまだいいです。日本学生に行けるよう、明日も頑張ります」。
写真は、中央が荒木選手。左は藤倉選手(愛工大)、右は高田選手(愛大)
◆◆女子の部◆◆
副田あかり選手(中部学院大1年) 72=37、35
前半の15番H(359Y、パー4)でバーディ、後半の9番H(386Y、パー4)でボギー、後はすべてパーで乗り切った。「全体にはよかったです。1.5メートルほどのきわどいパーパットも入ってくれました。パッティングがよかったかな」。副田選手は、内容に満足した様子だったが、実はこれまではあまり調子が出ておらず、72というスコアも今年にはいって初めてとか。「大学にもまだ入ったばかりなので緊張しています」と優しい声で話てくれた。
坂口悠菜選手(名商大2年) 73=36、38
1バーディ2ボギー。カラーに外すなど1パットが多い内容だった。「耐えました!」。岡山県のゴルフの名門、作陽高から名商大を選んできた。「名商大は学内の勝負が結構大変ですよ」と教えてくれたが、坂口選手は、今年6月のCBCテレビ杯争奪マッチプレー選手権で、見事優勝を飾っている。
3位タイに2人
円角史歩選手(中部学院大3年) 74=37、37
「今日はパーオンができなくて、アプローチで寄せて1パットパーばかりでした」と振り返った円角選手。「耐えのゴルフでした。苦しかったです」。北陸から岐阜県にやってきて3年目。日本学生は岐阜県のスプリングフィールドだけに、出場をがっちりつかみたい。(写真左)
吉田愛花選手(名商大1年) 74=38、36
出だしの10番H(378Y、パー4)でいきなり左へOBを打ち、ダブルボギーからのスタートとなった。11番H(470Y、パー5)、13番H(355Y、パー4)でバーディで元に戻した後、1ボギー1バーディでホールアウトした。「もったいないホールがいくつかありました」と吉田選手。愛花と書いて、まなか、と呼ぶ。和歌山県立和歌山高校から「環境が良いから」と名商大へやってきた。(写真右)
松田唯里選手(福井工大2年) 75=40、35 5位タイ
「ドライバーがフェアウェイにいかない。ショットが悪いので、苦しかった。調子がよくて、ここに来たので、自分でもわかりません。でも、明日はしっかりプレーして,優勝できるように頑張ります」。ディフェンディングチャンピオンの松田選手は、今年の日本アマでもマッチまで進んでいるし、結果を残している。日本学生のシード権はあるものの、自分への挑戦と優勝を目指します。