[2014]中部学生(男子1R成績表・記事)掲載
2014.08.04
第44回
中部学生ゴルフ選手権競技 (男子第1日)
開催日/平成26年8月4日~6日(女子は5・6日)
会場/西日本セブンスリーゴルフクラブ
参加人数/91名(内欠場3名)
距離/男子7077ヤード PAR72
天候/曇り時々雨
8月5日の、男子第2日・女子第1日スタート表はこちら
男子初日。首位は4アンダー、安富選手(名商大2年)
西日本777の高麗芝に、アンダーパーは2人だけ。
台風12号の影響で、朝は雨。10時にはいったん上がったものの、また午後は降り出しました。 今年の中部学生ゴルフ選手権はカート乗用可能となり、そのおかげか、競技はきわめてスムーズに進みました。しかしスコアは今ひとつ伸び悩み、アンダーパーは4アンダーで首位に立った安富慎選手(名商大2年)と、1アンダーの満木翔太選手(福井工大2年)の二人だけ。イーブンパーに野田祐次選手(愛知大2年)、光田智輝選手(中部学院大1年)、纐纈悠太選手(中部学院大1年)の3人が続いています。
また、6番H(176Y、パー3)で、北野周平選手(愛学院大4年)がホールインワンを達成しました。
<今大会にエントリーした大学別人数>
男子
愛知工業大 17人
中部学院大 16人
愛知学院大 14人
名古屋商科大 11人
愛知大 8人
福井工業大 5人
南山大 5人
名古屋大 4人
愛知産業大 3人
四日市大 2人
名城大 2人
名古屋学院大 2人
金沢学院大 1人
中京大 1人
★明日は男子の2日目、そして、女子の1日目がスタートします。
<インタビュー>
ノーボギーの4アンダーで、首位発進
安富慎選手(名商大2年) 68=33、35
インからのスタートで11番H、3番H、6番H、7番Hと4つのバーディという立ち上がり。「今日はアイアンとパターが良かった。何より、ノーボギーが嬉しい」と安富選手。最終の9番H(433Y、パー4)でドライバーが左へ、18番Hのフェアウェイまで行ってしまったが、「前が開いていたので」4番アイアンでグリーンにオンし、2パットでしのいだ。「ボギーを覚悟したけど、あれはラッキーだった」。大学生になってから、練習量は増えたが試合で結果が出ず、「実は今日も憂鬱だったんです。出場するのも億劫なくらい。だから、無理にピンを狙わずに真ん中でいいやって思ってプレーしました」と、気負いすぎないゴルフが功を奏したようだ。60台は昨年以来の久しぶりの数字という安富選手、「明日は大丈夫かなあ」と不調続きで、自信なさげだったが、明日も好スコアを出すことで、自信を早く取り戻してほしい。
福井高の後輩ジュニアに負けてられません!
満木翔太選手(福井工大2年) 71=36、35 2位
4バーディ、3ボギーだったが、フェアウェイを外さないゴルフを展開しました。「ショートゲームがうまくいきました。アプローチとパターがよかった。」と満木選手。「みつぎ」が正しい呼び方だが、仲間たちは親しみを込めて「まんぎ」と呼ぶ。その満木選手は、長野県上田市出身で、小学6年生からゴルフを始め、高校は新潟産業大付属高へ、そして、大学は福井工大に進学。中部の試合は昨年から。昨年の中部学生は予選落ちだったが、今年は長野県から国体成年男子代表に選ばれた。
福井工大といえば、付属福井高のゴルフ部が今注目を浴びている。日本アマ優勝の小木曽喬君をはじめ、きらきらと輝きを放つジュニアが何人もいる。同じ学園の仲間として、大学生も上位に名乗りを上げたいところ。明日、明後日のがんばりを期待したい。
<<3位タイ、イーブンパーに3人が並ぶ>>
野田祐次選手(愛知大2年)72=39、33
アウトからの前半に3ボギー、後半に3バーディとスコアはイーブンパー。星城高から愛知大に進学した野田選手、今年からものすごく練習量を増やしたとかで、それは、ゴルフ部の先輩たちが認めるところ。「その練習効果が6月くらいから出始めたと思います。今日はパットが良かったんですが、実は3日前から岡本先輩のパットを借りていて、それがよく入ったんです。先輩のおかげです」。
(写真は、左が野田選手、真ん中は岡本兼汰選手、右は安藤響木選手)
光田智輝選手(中部学院大1年)72=36、36
4つのバーディを奪うも、2ボギー、1ダブルボギーでイーブンパーとした。17番Hでバーディを決め、2アンダーで迎えた18番H(434Y、パー4)、「OBのある右が怖かったんで、左をと思ったら、思い切り曲がって、9番Hまで行っちゃいました。3打目でグリーンエッジまで運んだけど、寄らず、2パットでダブルボギー。最後にやっちゃいました」と残念そうな光田選手。いい調子でも、どこかでポカしてしまう、それがなくなるか!?! 「ゴルフの内容はいいので、頑張ります」 明日からの光田選手に注目しよう。
纐纈悠太選手(中部学院大1年)72=38、34
1アンダーの満木選手のマーカーを務めた纐纈選手もイーブンパーでホールアウト。スタートの10番Hから3連続バーディで気分よくプレーしたが、だんだんとパッティングが合わなくなってきて、ティーショットが左に曲がり始めた。「後半は内容的にもよくなかった。悔しいですね」と纐纈選手。「でも、この1年くらい、プロに見てもらったりして、練習を重ねていて、自分でも成長したかなと思ってるんです」。中1からゴルフを始め、岐阜聖徳高から中部学院大へ。発展途上の纐纈選手が、さらなる上を、この中部学生で狙う。
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ホールインワンを達成
北野周平選手(愛学院大4年) 79=38、41
6番H(176Y、パー3)で見事、ホールインワンを達成した。ミズノの6番アイアンで高く上げた球はピンにまっすぐ。2バウンドしてカップに吸い込まれた。ボールはツアーステージ。「ホールインワンは初めてです。びっくりしました。ああ、入ったんだって感じでした。スコアがよければ、もっと喜んだかもしれないですけど・・・」と北野選手。(写真左)