[2014]中部小学生ゴルフ大会 成績表・記事

2014.07.31

第8回
中部小学生ゴルフ大会

開催日/平成26年7月31日(木)
会場/三好カントリー倶楽部(東コース)
参加人数/男子35名(内欠場0名)、女子20名(内欠場0名)
距離/男子・女子 5660ヤード PAR72
天候/晴れ

【成績表】

男子(小学4~6年生)・・・・・button_report_result

女子(小学4~6年生)・・・・・button_report_result


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竹内優騎君が67、長谷川せらさんが72。
男女ともに年々レベルアップが顕著

から快晴、真夏日の愛知県・三好カントリー倶楽部・東コース。愛知、岐阜、三重、北陸各地区予選をくぐり抜けた精鋭小学生たちが、大人顔負けの技量をもって挑んだ中部小学生ゴルフ大会。各地区予選は、エントリー人数による割合数に加え、85ストロークまでのスコアをマークした選手に特別枠として本戦出場が認められています。今年は、男女合わせて55人と昨年よりも人数が少なかったのですが、選手のレベルは昨年を上回っており、とりわけ上位選手のスコアは素晴らしいものでした。
男子の部の優勝は、竹内優騎君(五条小6年)で実に5アンダー67、女子の部の優勝は、長谷川せらさん(稲羽西小6年)でイーブンパーの72でした。二人とも、昨年の大会では2位で「優勝できてよかった、6年生で」と揃って嬉しそうでした。

表彰式で、泉憲一競技委員長が「君たちは6年後の東京オリンピックでは年齢的にも頑張れる時を迎えることになるでしょう。今から、そこに向けて、いいゴルファーになってください」と挨拶されたのが印象的でした。
今日の結果、男子の上位6人、女子の上位4人に、8月15日(金)に千葉県の京葉カントリー倶楽部で開催される全国小学生ゴルフ大会への出場権が与えられました。

また、今回の中部小学生では、選手たちのキャディバッグを乗せたカート運搬係を、中部アマゴルフ研修会の有志が引き受けました。小学生のゴルフを目の前にして、中部のトップアマチュアはみな「上手いなあ」「勉強になったよ」「将来性を感じる」などと小学生のレベルの高さに感心していました。

<入賞>敬称略
男子の部
優勝 竹内優騎(五条小6) 67=33、34
2位 村上豊駿(宝小6) 71=36、35
3位 伊藤悠真(島小6) 73=35、38

女子の部
優勝 長谷川せら(稲羽西小6) 72=37、35
2位 神谷そら(土岐津小5年) 74=38、36
3位タイ 朝倉千夏子(米丸小6) 76=40、36
3位タイ 中田寧々(寺井小6) 76=36、40
3位タイ 中村愛(米丸小6) 76=39、37

<全国小学生出場資格者>

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男子の部
竹内優騎(五条小6)、村上豊駿(宝小6)、伊藤悠真(島小6)、藤本竜之進(羽根井小5)、奥村礼惟(日比津小6)、湯原光(赤見小5年)
女子の部
長谷川せら(稲羽西小6)、神谷そら(土岐津小5)、朝倉千夏子(米丸小6)、中村愛(米丸小6)
※女子はマッチングスコアカードにより決定しました。

<インタビュー>

男子の部
17ホールをパーオンし、スコアを爆発させた
優勝 竹内優騎君(五条小6) 67=33、34

takeuchi sアウトからのスタートで、前半4番Hから6番Hまでを3連続バーディ。「1番Hからずっと我慢していて、4番で2メートルのバーディパットが決まってホッとした。5番も6番も1メートルくらいでした」。後半に入り、12番H、14番H、16番Hをバーディ、13番Hで3パットのボギーをたたいた。18ホール中、パーオンできなかったのは、出だしの1番H(340Y、パー4)だけだった。
愛知県小学生大会を4年生から3連覇。身長150センチでドライバー220Yとまだまだ伸び盛りの身体ながら、「アイアンショットが得意です。ライバルとピリピリしながら戦うのが好き」と勝負師の一面を見せる。目下のライバルは、同じ愛知県の村上豊駿君(宝小6年)で、仲も良い。村上君は、今日は2番H(480Y、パー5)で2オンし、7メートルを沈めてイーグルを奪うも、1アンダーでホールアウトだった。
将来の夢は?好きな選手は?と尋ねると、「グランドスラム達成です(^O^)」「ベン・ホーガンです」と速攻の返事。優騎くんは、兄の玲雄くん(ルネサンス豊田高2年)と毎日練習をしながら、きらきらした未来を見つめている。


女子の部
ゴルフ、ダンス、水泳、いろいろ楽しんでます
優勝 長谷川せらさん(稲羽西小6) 72=37、35

seraインからのスタートだった。前半を3バーディ1ボギー、後半は最終9番Hでボギーという内容に、「よくなかったです。チャンスにはつけることができたけどパターがいまいち、ショットもぶれてました」と厳しい評価をつけた長谷川さん。というのも、目標がアンダーパーだったからだが、「去年は2位だったので、初めて優勝できてうれしい」と初栄冠にはニッコリ。「ティーショットは200Yくらいかな。好きなのは3Wで、パターが少し苦手」。小学校1年生から、兄の貴優くん(稲羽中1年)とともに岐阜県のジュニアスクールなどでゴルフを始めた。ゴルフの他に、今も水泳やダンスを習っているし、体幹のためにジムにも通っているという多彩さである。ダンスはヒップホップで「踊るのが一番好き」とせらちゃん。とはいえ、将来の夢は、「トッププロゴルファーになって、日本一を目指したい」というのだから、なんとも楽しい。いろいろなことをして、ゴルフもする。相乗効果で上達ってことがあるのだと思う。

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全国小学生ゴルフ大会出場資格者