日本女子アマチュア第3ラウンド(CGA強化選手 報告)
2021.06.18
2021年度(第62回)日本女子アマチュアゴルフ選手権は17日、鳥取県西伯郡の大山ゴルフクラブで第3ラウンドを行った。早朝から時折小雨が降るコンディションとなったが徐々に天候も回復する中でスタートしたムービングデーだったが、上位陣のスコアは伸び悩む。 通算9アンダーパーの単独首位でティーオフした手塚彩馨(TEAM KGAジュニア)は、ボギーが先行して前半で3つスコアを落としてしまう。しかし、後半2連続を含む4バーディを奪取する見事なプレーでこの日5バーディ・4ボギーと出入りの激しいゴルフながらも1つスコアを伸ばし、通算10アンダーパーで単独首位を堅守。初優勝に王手をかけた。
藤井美羽(岐阜国際CC) 220ストローク(73・72・75) 51位タイ
第3ラウンド:2バーディ・5ボギー 3オーバーパー75
第2ラウンドは、カットラインを気にしながらのプレーもパープレーで凌ぎきり、見事に第3ラウンド進出を決めた藤井美羽。粘りのプレーが光ったが、この日は、スコアメイクに苦しんだ。「昨日よりものびのびプレーできたと思いますが、足の疲れの影響かドライバーショットの飛距離が出なくて」というのが、こらえきれなかった理由だという。「いつもより10ヤードほど落ちていたかも」というティーショットの飛距離低下は、「いつもの飛距離なら邪魔にならない木の手前までしか飛ばなくて、スタイミーになったり…」とコースマネジメントにも大きな影響が出てしまった。それでも、「明日は4つスコアを伸ばして、通算イーブンパーにしたい」という目標に向けて、「今日はショットが良くなかったけれど、3パットはなかったのが良かったです」と好材料は見つけている。
記事・写真提供/(公財)日本ゴルフ協会