[活動報告]第5回強化育成指定選手合同トレーニング
2014.11.13
[活動報告]第5回強化育成指定選手合同トレーニング(発掘育成部会)
平成26年度
第5回強化育成指定合同トレーニングを開催しました。
開催日/2014年11月1日(土)9:30~16:00
場所/愛知県・至学館大学 スポーツサイエンスセンター
今年度の最終合同トレーニングが終了。
ナショナルチームの栖原トレーナーから直伝。
「トレーニングを継続し、来年7月のJGAアマチュアランキング上位を目指せ!!」
平成26年度強化育成選手の最終合同トレーニングは、朝から雨の一日。至学館大学のスポーツサイエンスセンターの2階体育館で、午前中は体力測定、午後はトレーニングが行われました。
体力測定は前回と同じ「文部科学省の新体力テスト」、さらに機器による「体型測定」がなされました。選手たちは「シャトルランの回数が増えた!」「体脂肪率が減った!!」など前回の数値と比べながら、日頃のトレーニングの成果を確認しているようでした。
午後からは、JGAフィジカルトレーナーの栖原弘和氏によるトレーニングメニューの解説と実践をみっちり3時間行いました。
このトレーニングメニューは、JGAナショナルチームが行っている基本トレーニングと全く同じ内容です。ひとつひとつの動きについて、「どこの筋肉を鍛えているのか」「どこに注意して動けばいいのか」「ゴルフスイングのどこに効果的なのか」を丁寧に解説した後、スクワット、股関節、腹筋、背筋、肩、腕立てなど基本となる各動作を10~30回ずつ行いました。「ナショナルチームは、この基本トレーニングを20セットはします。慣れて動けるようになると、時間も速くなります」と栖原トレーナー。第1回から始まって、5回目となるトレーニングだけに、日頃から続けているかは一目瞭然。日々の取り組みは、必ず結果につながってくるだけに、強化育成選手としての自覚をもっと意識してほしいものです。
トレーニングの最後に、JGA事務局の内田愛次郎氏から選手たちへエールがありました。「ゴルフのボールは1000球打っても上手くなるとは限らない。でも、腹筋は嘘をつきません。これから冬の間のトレーニングが夏のシーズン中の体力を作ります。10人のナショナルチームに入るためにやらなければならない事は体力づくりです。中部の合宿はナショナルチームを目指して行われています。全国8地区で強化育成選手は140名ほどいますから、うかうかしていられません。これからの6ヶ月で君たちが何をするかにかかってきます。JGAは君たちのサポートができることを楽しみにしています」。
<参加選手>
作田大地(金沢学院東高2年)
朝倉駿(星城高1年)
青山晃大(笈瀬中3年)
田中伸乃輔(桜丘中3年)
太田仁彩(三重高2年)
鈴木里緒美(クラーク記念国際高2年)
吉音羽(岐阜聖徳学園高1年)
<基本トレーニングメニュー>一部をご紹介します
●スクワット●
①肩幅の足幅で、つま先を平行に立つ。
②膝に肘をつけて曲げる。つま先と膝が同じ方向になるように、かつ、つま先、膝、肩が一直線になるように。
⑤膝を伸ばして、立ちあがる。
※①から⑤を1回として、10回を1セットとする。
※足裏全体に力を入れる。
●股関節を鍛える●
6方向の筋肉をそれぞれに鍛えます。
①上向きに寝て、膝を伸ばし、右足つま先を立てて、足上げ×10回。つま先を外向きに×10回、つま先を内向きに×10回。左足上げも同様に。
②うつ伏せになって、右足つま先を立てて、後ろ上げ×10回、つま先を外向きに×10回、つま先を内向きに×10回。左足上げも同様に。
③左脇を下に横向きになり、右足つま先を立て、足上げ×10回、つま先を外側に×10回、つま先を内側に×10回。右脇を下にして同様に。
④左脇を下に横向きに、右足を曲げて交差する。左つま先を立て、足上げ×10回、つま先を外側に×10回、つま先を内側に×10回。右脇を下に同様に。
⑤左脇を下にして横になり、両足を曲げる。右膝だけを上げる×20回。お尻の内側を意識して開かないようにする。右脇を下にして同様に。
●腹筋を鍛える●