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第7回CGA強化合宿 報告

2017.08.05

第7回CGA強化合宿 ~トレーニング~

至学館大は方法を学ぶ所。トレーニングは各自が日々続けないと意味がない。

開催日/2017年7月15日(土)
会場/至学館大学
参加選手/
男子/大石敦也、杉浦悠太、金子駆大、富田幸暉、湯原光、青山晃大、奥田智也
女子/長谷川せら、中川成美、神谷そら、古川莉月愛、中田寧々、神谷奈恵、上田莉奈、生駒莉彩

DSCN5901この日の集合は12時30分。選手たちはその時間までにランニングなどでウォームアップをしている。トレーニングを始めるにあたって、まず、堀田CGAジュニア育成委員会発掘育成部会長から挨拶があった。「先日、ナショナルチームの日韓戦に同行してきましたが、日本男子は、1打差で勝利しました。ナショナルチームの選手は、試合会場でのウォームアップ、練習、練習ラウンドのマッピングなどを自分たちで考え、やれるようになっています。その成果は試合の結果として表れてきていると思います。体力がつくことで、調子の悪い日でもボギーを打たないようなゴルフができるように、中部の君たちも頑張っていきましょう」。

至学館大 仲先生の丁寧な指導で、基本の形をしっかりと学ぶ。
この日のテーマは、「マットトレーニング」

前回学んだスクワットの方法を、一人ずつ確認した後、この日はマットトレーニングを集中的に指導。一つずつの動きについて、体のどの部分を鍛えているのか、どこに負荷がかかるといいのか、などを解説した。

仲先生は選手たちに心技体について興味深い話をされた。
DSCN5909「心技体、という言葉がありますが、それぞれの割合は同じではない。土台としての体力があって、その上に技術があり、最後に心=メンタル、という順番です。例えば、2日間の競技の最後に崩れてしまうというのは、体力が持たないから本来の技が出せない。普段ミスしないところでミスをしてしまう、ということです。つまり、技だけが多くても土台がなければダメなわけで、土台となる体力が大きければ大きいほど、持っている技術を発揮できるのです。どんなスポーツもまずカラダ作りからで、一流の選手ほど体力強化には真剣なのもそういう理由です」。

また、仲先生は、選手たちの体力測定の結果を瞬発力、持久力などに分析し、各選手ごとに弱点が何かを知らせてくれた。自分のことを知ったうえで、ここで学んだトレーニング方法を、日々続けることが選手たちには望まれる。