[2016]第5回・第6回ＣＧＡ強化育成トレーニング
2016.09.08
第5回・第6回ＣＧＡ強化育成トレーニング 開催
「世界の舞台で活躍する選手を目標に」
ＪＧＡ長嶋氏がリオ五輪の前後に、トレーニング指導
第5回ＣＧＡ強化育成トレーニング
日時：2016年7月30日（土）
会場：至学館大学
参加者：男子9人 女子12人
中部ジュニアゴルフ選手権競技が終了した週の土曜日に行われた第5回強化育成トレーニング。この回から、新たに、長谷川せら（稲羽中2年）と神谷そら（土岐津中1年）が加わり、女子は12人でのトレーニングとなりました。この日は、午前中だけのトレーニングでしたが、ＪＧＡの長嶋氏が指導にあたり、体力強化の一連のトレーニングを行いました。
第6回ＣＧＡ強化育成トレーニング
日時：2016年9月3日(土)
会場：至学館大学
参加者：男子6人 女子7人
午前中は体力測定、午後はトレーニングが行われました。測定結果は、これまでの数字と比較し、どれだけ伸びているかをチェックしながら、「自分のどこが強くて、どこが弱いか」を知ることが大切。その上で、日々のトレーニングで取り入れる強化ポイントを組み立てるようにとアドバイスがありました。
午後のトレーニングの前に、ＪＧＡ長嶋淳治氏からリオ五輪の貴重な話がされました。長嶋氏は今大会で112年ぶりに復帰したゴルフ競技の日本選手団に同行しており、開会式から閉会式までを現地で過ごしました。そして、男子代表の片山晋吾、池田勇太、女子代表の野村敏京、大山志保の試合後にインタビュー。彼らのコメント、さらに強化選手へのメッセージがビデオで伝えられました。オリンピアン4人のメッセージは次のようです。「オリンピックは楽しい。次は東京だから私ももう一度出たい。あなたたちも、ぜひ出てください(野村、大山)」「アマチュア時代に世界を経験しましたが、オリンピックに出てより強く思ったことは、できるだけ、いろんな国でゴルフすること。外に出ていくことが大事(池田)」「僕は開会式から出て、細胞が震える経験をしたし、日の丸の重さも感じました。チャンスがあれば世界へ。できるだけ20代のうちに経験を積めるといい。行けば行くほど、ゴルフ場が違うことがわかる。いろんな砂、芝、コースを感じてください(片山)」。
長嶋氏は「オリンピックはやはり特別な雰囲気に包まれていました。ゴルフ競技でジャスティンローズやステンソン選手が上位争いをし、日本では野村選手だけが4位という結果を見て思うのは、彼らは普段から世界を舞台に活動していて、そのまま場所をリオに変えて戦っている、ということです。次は東京ですが、どんどんと世界で戦って実力を付けるためには、日本にいるだけでは難しいでしょう。これから、オリンピックを目指していくために、強化選手の君たちには環境は整えられています。みんなには一日一日を大事に、目標に向かって頑張ってほしいし、それを僕たちがサポートしていけたらいい」と選手たちに話しました。
午後からのトレーニングでは、走りのバリエーション、姿勢の確認、立位ランジやスクワットのバリエーション、メディスンボール投げなどを中心に約3時間。至学館大学でのトレーニングは今回が最後となるだけに、皆、真剣に向き合っていました。
また、トレーニングの最後に、リオ五輪の女子レスリング競技に6人の代表を輩出した至学館大学・レスリング部の練習場を見学させていただきました。
長嶋氏は、リオ五輪のジャパンのウエアで登場。強化選手たちも、大いにオリンピックへの憧れを膨らませたことでしょう。
至学館大学・仲先生には体力測定などでお世話になりました。この日の先生のＴシャツにはリオ五輪出場の女子レスリング選手6人のサインがプリントされていました。東急ハンズで販売されているそうです。
平成28年度ＣＧＡ強化育成指定選手・強化トレーニングは、次回、9月24日(土)25日（日）に岐阜県のグリーンヒル関ＧＣで開催されるラウンド合宿で終了。その時の成績と、ＪＧＡのアマチュアポイントを合わせて、12月に宮崎県で行われる地区対抗戦のメンバー男女各3人が決定されます。
◇◆強化指定選手へのご褒美◇◆
スコッティキャメロンスタジオへ行ってきました。
昨年度に続き、今年も、中部アマチュア、中部女子アマチュアで日本への出場権を得た上位の強化指定選手にご褒美として、スコッティキャメロンスタジオでのパッティングチェックがプレゼントされました。
今年出かけたのは、男子は横井優星、冨田幸暉、女子は福岡靖菜、中川成美、吉本七海の計5選手。スタジオでは、世界のプロゴルファーからも絶大な支持を得ているキャメロン独自のシステムを使い、それぞれのパッティングを徹底的に分析、より精度の高いパッティングへの指南がされました。
◇◆第5回、第6回のトレーニング フォトギャラリー◇◆
